【白髪】ヘアスタイル&カラー！ 白髪があるから楽しめるカラーもある｜美容室｜新河岸エリア

「白髪は前頭部を中心にまばらに生えてくる方が多いですね。白髪が目立って来た方には、

細いハイライトを活用することをおすすめしています」

ハイライトを入れるとどうなるのか?

「例えば、全体を濃いブラウンにして、明るめのハイライトをいれておくと、

髪がのびてきたときに、白髪が見えてきてもブラウンのグラデーションになじんで目立ちにくいんです。

適度に髪に明るさを残すのがポイントです」

「逆に注意したいのは、暗い色で全体を染めてしまうこと。しっかり染めれば染めるほど、

時間の経過とともに白髪が目立ってしまいます」

「暗い色の染料は濃度が濃いため、染めることで髪が重くなり、

分け目からぺたっとつぶれてしまったり、髪の毛質がザラザラ・パサパサしてしまいがち。

また、暗い色で染めてあると、次に明るい色に染めるのが難しくなることもあります。」

「白髪を染めるには、昔ながらのいわゆる白髪染めと、おしゃれ染めの2種類があります。

最初に美容室で濃い色の白髪染めをして、その後自分でホームカラーを繰り返し、

カラートリートメントも併用したりすると、1本の髪のなかに色々な化学薬品によって変化した部位ができてしまいます」

「すると、次にサロンでイメージチェンジに全体を明るいブラウンに染めようと思っても

、きれいに染まらないし、何より髪の毛自体が傷んでしまいます。

ホームカラーは手軽ですが、使用し続けていくと、その後のヘアカラーで選べる色に

制約がでてくるということも、ぜひ知っておいてください」

「季節によってカラーチェンジも楽しみたい方は、白髪を染めるときには、できるだけ薬剤を統一するのがおすすめです」

美容室で行なうおしゃれ染めと、昔ながらの白髪染め、ヘアマニキュア、

洗いながら染まるシャンプーは染料の種類がまったく違います。

違う種類の染料をその時々で使用するのはきれいな髪色のためにも避けましょう。

「最初に白髪が生え始めてきたとき、サロンでアルカリカラーのおしゃれ染めをして白髪をぼかします。

こうすれば、その後は来店のたびにカラーの色味やニュアンスを楽しむことも可能。

根元や生え際など伸びてきた白髪が気になるときには、マスカラタイプなど、

ホームケアで一時的に白髪をカバーできるものを使うのもいいと思います」

「さらに白髪が増えて来たら、白髪のメリットを知って、

白髪だから出せる色をもっと楽しんでもいいと思います。

白髪が少ないうちは“気になってきた白髪をぼかす”のがテーマですが、白髪が30%くらいになってきたら、

今度は逆に“白髪を生かす”ことを考えましょう」

髪全体に占める白髪の割合によってグレーの濃度が変わってきます。